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今回は7月20日リリース予定の時間を操る少女が世界を救う『Cris Tales』というRPGゲーム紹介します。
Steamネクストフェストでプレイした体験版で、個人的に一番面白かった作品なのでどういったゲームなのか簡単にまとめてみました。
作品概要
本作はコロンビアのインディーズ開発会社Dreams UncorporatedとSYCKが手掛ける新作RPGで、JRPGとアドベンチャーゲームを組み合わせたような作品です。
『ヴァルキリープロファイル』『ファイナルファンタジー6』『クロノトリガー』などの日本のRPG作品に影響を受けており、実際に体験版をプレイして日本人受けしそうな作品だと思いました。
本作の最大の特徴は過去・現在・未来の3つの時間軸を同時に見ることででき、過去から学び、現在で行動し、未来を変えるといったこれがこの作品のメインコンセプトでありユニークなゲームシステムとなっています。
元々は2020年11月に発売予定でしたが、過去・現在・未来の3つの時代が同時に進行する複雑な構造のゲームシステム、この点においては妥協を許さず開発に時間を要し発売延期となったとのことなので、ゲームシステムは力の入ったものになっていると思います。
物語のあらすじ
物語の主人公は孤児院で暮らす少女クリスベル
ある日マザースーペリアからバラを取ってくるようにお使いを頼まれますが、しゃべるカエルのマティアスにバラを奪われてしまします。
このマティアスとの出会いがクリスベルの運命に大きな影響を与えることになります。
バラを取り返すためマティアスを追いかけているうちに、ナリム大聖堂に連れて行かれクリスベルは時間を操る能力タイムクリスタルの力を開花させます。
この能力でクリスベルは過去・現在・未来を見通すことができるようになります。
その後、時間を操る能力を開花クリスベルはカエルのマティアスに導かれ、魔道士のウィルヘルムと出会い、彼から時間の操り方を学びます。
村に戻ったクリスベルはタイムエンペランスによってゴブリンに襲撃され農場を目撃することに、村を守るため再びウィルヘルムのもとに戻り、村を救うには強大な力を宿す剣を手に入れることを教えられます。
しかしウィルヘルムの思いとは裏腹に、クリスベルはいとも簡単に剣を手に入れてしまい彼はクリスベルに興味を抱き始めます。
剣を手に入れたクリスベルは村へともどり、助っ人に駆け付けたクリストファーと共にゴブリンの軍勢に立ち向かい無事に村を守ることができました。
クリスベルはタイムメージとして、世界を混沌に陥れようとする『タイムエンペランス』の野望を阻止する。
そして、このファンタジー世界クリスタリスにある4つの王国に住む、すべての人々の未来をより良いものにするために、冒険の旅に出るといった物語です。
ゲームシステム
ゲーム自体はアニメテイストな王道のファンタジーRPGといった作品
『ヴァルキリープロファイル』『ファイナルファンタジー6』『クロノトリガー』といった
日本の古典的名作の良さをどことなく感じさせながらも、新鮮なゲーム体験ができるといった印象を感じました。
主にゲームは「過去」「現在」「未来」の時間軸が同時に表示されたフィールドでのアドベンチャーパートとターンベースのバトルパートでゲームは展開します。
アドベンチャーパート
アドベンチャーパートでは、クリスベルは時間を操る能力であるタイムクリスタルの力によって過去から学び、現在で行動し、未来を変え人々の未来をより良いものにする。
すべてのキャラクター、NPCや敵、果ては王国にも過去があり、現在があり、未来がありクリスベルの行動次第で世界は大きく変化することになります。
クリスベルは「過去」「現在」「未来」を見通すことができるのですが、実際に過去や未来に行くことはできません。
クリスベルの代わりに、カエルのマティアスが過去や未来の世界に干渉することで世界に影響を与えることができます。
例えば、過去ではただの土だった場所に現在で種を植え、未来では木になって、木のみが落ちるといった場面を見ることができます。
落ちた木の実をマティアスが未来に干渉して持ち帰ることができます。
こういった時間を操る能力を使い、現在では手に入らない木の実を未来から取ってきたり、未来では犯罪者になってしまう若者に、現在でお金を施すことで犯罪者になる未来を書き換えることができます。
バトルパート
バトルパートはクラシックRPG定番の戦闘スタイルでターン制のコマンド選択型となっており、攻撃や防御の時タイミングよくボタンを押すことで攻撃回数が増えたり、ジャストガードが発生したりするシステムになっています。
このバトルパートでも時間を操る能力を使ってユニークな戦闘が繰り広げられます。
体験版ではヴォルケーノシスターズという姉妹の敵と戦闘になるのですが、姉妹の片方ずつが持つ巨大な盾で攻撃を防がれ、ダメージを入れえることができないといった状況に陥ります。
しかし、マティアスの助言によりクリストファーの魔法で盾を水浸しにしてから、クリスベルの時間を操る能力で敵を未来に送ることで、盾は錆び付きボロボロの状態になりヴォルケーノシスターズにダメージを入れることができるようになります。
体験版ではマティアスの助言で考えたりすることはなかったですが、本編では助言はないとおもいますので、こういった状況になったとき時間を操ってどうやって戦っていくのか考えるのも楽しいですよね。
キャラクター紹介
美しい手描きタッチのアニメーションで、魅力的な世界と個性豊かなキャラクターが登場します。
クリスベル
本作の主人公で時間を操る能力であるタイムクリスタルの力を使い
世界を混沌に陥れようとする『タイムエンペランス』の野望を阻止するために旅にでる。
また、孤児として育ったの彼女自身の過去についても、旅の途中で明らかになってくるみたいです。
喋るカエルマティアス
黒いシルクハットをかぶり、それに合う蝶ネクタイをした黄色いカエル
彼自身の事についてはまだ明らかになっていませんが、魔導士ウィルヘルムとは以前からの知り合いのようです。
クリスベルには時間を操る能力があることを見抜いていたり、過去や未来の世界に干渉することができるなど、謎多きしゃべるカエル
ウィルヘルム
ウィルヘルム自身も時間を操る魔導士タイムメイジであるが、その力は自身の老化を防ぐということ以外はあまり知られていない。
見た目は子供のようだが実際にはかなり年齢は言ってるみたいです。
クリスベルの過去や未来を見通る力でも彼の姿を見ることができず、代わりに幽霊のようなウィルヘルムの姿が現れる。
クリストファー
セント・クラリティ王国出身の若者
ナリムを襲ったゴブリンとクリスベルの戦いに突如助っ人として現れるが、実際のところは前々からゴブリン達を追っていたとのこと
クリストファーは、2つに分かれた盾を爪のようなガントレットを武器として戦う。
また、水や火を呼び出すことができるなど、魔法のような能力も持っている。
体験版をプレイした感想
イラストを見た瞬間に体験版をダウンロードしていました。個人的に目を引いたのが手描きの美しいアートスタイルです。
最先端のグラフィックでもなく、かといってレトロな感じはなく、ちょうど古き良きといった所を現代風にアレンジしたかのようなグラフィック
日本のイラストっぽさは感じさせませんが、とても可愛いらしくて嫌みのない印象を受けました。
色使いがパステルカラーのような明るい色合いで、なんとなくディズニーっぽさイメージさせる作りになっていると感じ、アニメ調でセル画風のフラットなキャラクターのイラストもいいんですが特に背景の色合いがとても好みで好印象でしたね。
本作の最大の特徴である時間を操つる能力を使った、謎解きや戦闘がやりごたえがありそう感じました。
体験版は英語だったので、完璧に話の内容を理解したわけではなかったので、街の住民の悩み事を解決する方法がなかなかわかりませんでしたね。
未来でこうなるから、過去でこうすれば、現代はこうなって、未来は変わるっていうようなことを考えながらやるのが楽しかったですね。
steamページの概要欄に『心踊る忘れられない冒険をとおして、分岐するストーリーあなたの行動しだいでは、未来は1つだけではない』と記載があるので、未来を変化させることでストーリー展開はもちろん、もしかしたらエンディングも何かしら変化があったりするのかもしれんせんね。
まとめ
今回は『Cris Tales』というRPGゲームの紹介でした。
時間を操る少女クリスベル世界を救うRPG
過去・現在・未来の3つの時間が映し出される画面を同時に見ることで、過去から学び、現在で行動し、未来を変えるといったゲームシステムが本作の最大の特徴となっています。
また、グラフィックは海外のセルアニメーションを思わせるフラットデザインで、美しく流れる様なアニメーションも特徴の1つです。