今回はSteamで2023年10月に公式または非公式に日本語化対応して、日本語で遊べるようになった作品をピックアップしました。
知らない間に日本語に対応していたとか、公式に日本語対応しているのにストアページでは日本語サポートなしになっていて、検索に引っかからなかったりするので参考にしてもらえればと思います。
有志の日本語化に関しては製作者の方の善意により提供されています
日本語化ファイルやMODを利用するにあたっての留意事項がある場合は、それに従って利用するようにしてください。
また、翻訳精度、翻訳量や不具合などの責任は負いかねますので、導入はご自身の責任でお願いいたします。
この記事が少しでもあなたのお役にたてたなら幸いです。
もし、日本語未対応のゲームも何とかして遊びたいという方は、ゲームに特化した翻訳支援ツール「PCOT」を解説した記事もあるので参考にしていただけたら幸いです。
わたし自身「やまチャンネルゲーム紹介実況」というYoutubeチャンネルで、Steamの新作ゲーム紹介やセール情報を発信しています。
このブログではSteamを使って楽しいPCゲームライフを過ごしていただけるように、役立つ情報やゲーム情報を発信しています。
SteamでPCゲームやってみたいなと思うかたは「【Steamの始め方】これから始めるPCゲームの世界!導入から無料ゲームができるまで詳しく解説」を参考に始めてみてください。
公式日本語対応
『Fort Solis』
- 2023年 8月23日 リリース
- 2023年 10月3日 公式日本語対応
- やや好評 827件中 70%高評価
火星を舞台にした三人称視点のSFスリラー
物語の舞台は火星の惑星基地
主人公であるメンテナンスエンジニア「ジャック・リアリー」は近隣の基地からの警報に対応すべく、火星の裏側に建設された巨大な基地「フォート・ソリス」を訪れるが、基地内に居るはずのスタッフが全員が姿を消すという謎の事態に直面することになる。
ゲームは三人称視点のアドベンチャー
うす暗く荒れ果てた「フォート・ソリス」は、地上と地下で構成された9つの構造体で、プレイヤーの選択次第で進行ルートが変化する広大な基地内を探索してくことになります。
残されたアイテムや音声ログ、監視映像などを見ることでこの基地で起こった出来事が明らかになっていきます。
物語を重視した本作は繊細なグラフィックで描かれる不気味な宇宙基地や、リアリティーを感じさせるキャラクターの感情表現など高い没入感と緊張感を感じさせ
プレイヤーの行動や選択によって物語が変化するような場面が複数あるとのこと
『Gang Beasts』
- 2017年 12月13日 リリース
- 2023年 10月4日 公式日本語対応
- 非常に好評 43,400件中 84%高評価
物理演算ふにゃふにゃ乱闘対戦アクション
本作はふにゃふにゃのゴム人形のようなキャラクターたちを操作してパンチやキックで壮絶な戦闘を繰り広げる乱闘対戦アクション
物理演算による予測不能な動きと溶鉱炉、高層ビル、地下鉄など、危険なギミックのあるステージでハチャメチャな大乱闘が繰り広げられます。
本作は最大8人のプレイヤーが参加可能で、キャラクターたちはさまざまなコスチュームや着ぐるみでカスタマイズがすることが可能
ゲームではパンチ、キック、ヘッドバットなどの攻撃を駆使して相手をダウンさせて、持ち上げて場外に落として最後の1人になれば勝利
ゲームモードは8人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦う基本モードのほか、2対2で争うサッカーモード、2~4人のチームを組んで戦うギャングモード、次々に現れる敵を倒していくウェイブモードなど多数用意されています。
ユニークなキャラクターが物理演算によって予想外の展開が次々に発生するカオスなパーティーゲーム
『Two Strikes』
- 2021年 5月31日 リリース
- 2023年 10月11日 公式日本語対応
- 非常に好評 125件中 90%高評価
モノクロサムライ対戦格闘アクション
本作は映画「七人の侍」や「サムライスピリッツ」から影響を受け、キャラクターデザインの白黒が印象的な作品
ゲームでは従来の対戦格闘のように2人のキャラクターが戦い、相手に2太刀浴びせると勝利
操作はシンプルものになっており移動と弱攻撃、強攻撃、ガード、およびダッシュだけですが、攻撃をダッシュでキャンセルする特殊な操作やフェイントとガードを駆使してダウンした相手を一撃で仕留めるなど奥深い要素も兼ね備えています。
それぞれに個性のあるバトルスタイルで戦うキャラクターは現在7人が実装され、最終的には8人が登場予定とのこと
『Lost Eidolons』
- 2022年 10月13日 リリース
- 2023年 10月12日 公式日本語対応
- やや好評 1,190件中 72%高評価
ファンタジー世界を舞台にしたシネマティックシミュレーション
物語の舞台はかつて7つの王国が存在した「アルテメシア大陸」
しかし、征服者「ルディビクタス」が世界に火を放ったことにより帝国に支配されてしまった。
かつて栄華を極めた海辺に輝く王国「ベネリオ」も腐敗した帝国の一部となり、プレイヤーはベネリオにある「ロネッタ村」の傭兵隊長「エデン」となって、仲間とともに帝国兵やモンスターとの戦いに身を投じていくことになります。
ゲームはマス目移動のターン制シミュレーション
壮大な物語が展開するとともに10種類のクラスからなる20種類以上のキャラクターの登場
新しいスキル、アビリティの取得、キャラクター育成や上位転職、装備品の購入など 例えるならリアル版「ファイヤーエムブレム」といったところでしょうか。
『ARIDA: Backland’s Awakening』
- 2019年 8月16日 リリース
- 2023年 10月12日 公式日本語対応
- 非常に好評 476件中 90%高評価
ブラジルの奥地で繰り広げられる干ばつサバイバルアドベンチャー
物語の舞台は19世紀のブラジル
長く続く干ばつにより植物は枯れ風によって地表は削られ、荒涼とした大地が広がる中でプレイヤーは主人公のシセラとなって、両親を探すため干ばつに直面したブラジルの内陸部を冒険する物語が描かれます。
ゲームは物語性をメインにしたサバイバルアドベンチャー
干ばつの続く内陸部で生活するためにはナタやクワなどの道具を利用して水を手に入れ、道を切り開きながらも両親の手がかり見つけていくことになります。
『My Dream Setup』
- 2022年 9月20日 リリース
- 2023年 8月2日 公式日本語対応
- やや好評 1,810件中 90%高評価
夢のマイルームを作る部屋作りシミュレーション
本作はクエストや物語性はないものの大型の家具からパソコンや周辺機器、観葉植物、細かなインテリアなど、用意された家具や小物の中から好きなもの選んで部屋に配置し、理想の部屋作りに没頭できるシミュレーション
部屋に配置できるのはテーブルやソファのような大型家具から、植木鉢やランプといった小物まで様々
グリッド線やマス目縛られることも家具を置ける数にも制限がなく、自由に部屋作りがたのしめます。
また、部屋の内装を変更できる「Blueprintモード」ではドアや窓といった建具の配置も自由に設計でき、自分の好みに合わせて理想的な間取りでデザインすることができます。
『Slender: The Arrival』
- 2013年 10月29日 リリース
- 2023年 10月18日 公式日本語対応
- 非常に好評 7,230件中 88%高評価
インターネット発祥の都市伝説ホラー
本作のテーマでもある「スレンダーマン」はインターネット発祥の都市伝説であり、細身で長身、異様に長い腕が特徴的で黒のスーツ姿の顔のない怪物
プレイヤーは主人公「ローレン」となって闇夜に包まれた世界で、スレンダーマンの脅威から逃れつつ、スレンダーマンの伝承にのめり込み行方不明になってしまった友人「ケイト」を探す物語が描かれます。
2013年にリリースされた本作は10月のアップデートでUnreal Engine 5を用いてビジュアルを完全に一新
ゲーム内のあらゆる要素や影、質感、モデル、そして身の毛もよだつスレンダーマンが進化
また、新たなストーリーを楽しむことができる新チャプターや日本語にも対応
また、このアップデートではオリジナル版と新しいアップデート版のグラフィックを切り替えが可能で、オリジナル版のグラフィックを楽しむことも、一新された最新グラフィックで恐怖を体験することもできます。
『完璧な一日』
- 2022年 2月25日 リリース
- 2023年 10月20日 公式日本語対応
- 非常に好評 1,460件中 85%高評価
90年代の中国を舞台にしたタイムループアドベンチャー
1999年12月31日20世紀最後の日、プレイヤーは小学生「陳亮」となってこの特別な一日をどう過ごすかを自由に選び物語を進めていくことになります。
物語は4つのメインストーリーで構成され、20世紀最後の日を繰り返し過ごしていく中で物語が交錯し、プレイヤーの選択によって物語はが変化していくことになります。
また、多くのサブストーリーも用意されており、クラスメイトや友人の苦悩や恋の葛藤、家族の秘密などの問題に直面
ループを繰り返す中でこれらの問題を解決する糸口を見つけ物語を進めていくことになります。
20世紀最後の日を完璧な一日にするタイムループアドベンチャー
『恐怖の世界』
- 2023年 10月20日 リリース
- 2023年 10月20日 公式日本語対応
- 非常に好評 7,600件中 93%高評価
ラブクラフトに強く影響を受けた日本が舞台のコズミックホラー
日本の漫画家「伊藤潤二」氏やラブクラフトに強く影響を受けた作品となっており、モノクロのアートワークが特徴的で猟奇的かつ不気味な世界観が描かれます。
物語の舞台は1980年代
現世への復活を目論む「古き神」によって住民は狂いだし、異形の存在が出没する「塩川」という海沿いの小さな町を舞台に
プレイヤーはそんな町の住民の1人となって町で噂される奇妙な事件を調査し、世界を終末に導く「古き神」そして街の謎に迫っていくことになります。
ゲームは拠点となる自宅でランダムに5つの事件が提示され、どの事件から調査するかはプレイヤー次第
基本的にはポイント&クリックの調査パートと、調査中に発生するターン制バトルを交えて物語は展開
調査中に発生したイベントや戦闘でスタミナか理性がゼロになる、もしくは「DOOM」と呼ばれる破滅値が100%になるとゲームオーバー
プレイヤーはこれらのステータスをうまく管理しながら、調査を進めていくことととなりレベルやステータス、ランダム要素やリプレイ性を盛り込んだローグライクRPGとなっています
プレイした印象では人を選ぶ作品という感じです。
クセのある独自のゲームデザインが特徴的で、見た目のインパクトや雰囲気だけで購入すると思っていたゲームと違うと感じる方も多いかもしれません。
『Kingdom Eighties』
- 2023年 6月26日 リリース
- 2023年 10月25日 公式日本語対応
- やや好評 1,950件中 75%高評価
80年代版「Kingdom」
中世を舞台とした横スクロールストラテジー「Kingdom」から80年代アメリカの田舎町へと舞台を一新した横スクロールストラテジー
プレイヤーは友達や近所の子供たちを率いるリーダーとなって、家宝の「創造の王冠」を奪おうとする未知の生物「グリード」の襲撃に備えるべく奮闘する物語が描かれます。
基本的なゲームプレイは「Kingdom」シリーズと同様に、プレイヤーが周囲を駆け回って資金を集め陣地を守る人間を雇い、道具を作成したりバリケードを張ったりしながら陣地を強化していく
何世紀も眠りについてた「グリード」達がなぜ80年代に現れてしまったのか、なぜ「創造の王冠」を奪おうとするのか、未知の怪物の脅威にさらされた小さな街「モナーク」を守りながらもこれらの謎を解き明かしてくタワーディフェンスストラテジー
『Garden Story』
- 2021年 8月12日 リリース
- 2023年 10月25日 公式日本語対応
- 非常に好評 793件中 91%高評価
ブドウ少年が活躍するアクションRPG
物語の舞台はグローブと呼ばれる大樹がそびえ、言葉を話す果物や野菜達が住む世界
かつて人々は神秘的な大樹のふもとに村を築き平和な生活を送っていたが、グローブの力が衰えたことにより村は衰退
村の外にはクローブの侵略企むフハイ族やモンスターが出現しはじめた。
春の村に住むブドウ少年「コンコード」は、グローブを守るガーディアンとなってフハイ族と戦いながらも四季をテーマにした4つの村にかつての活気を取り戻すため奮闘することになります。
ゲームは見降ろし視点の2Dアクション
ライフシム的要素とアクションRPG要素を兼ね備えたゲームとなっており、メインストーリーのクエストに加え住民から要望に応えて仲良くなったり、素材を集めてクラフトしたり農業や釣りを楽しむことができます。
戦闘ではスタミナを消費するドッチロールをうまく使いながら、敵と戦っていくことになります。
また、アクションが苦手な方でもストーリーを楽しめるように「戦闘不能防止」モードを搭載
いつでもオプションで切り替えることができ、戦闘のストレスを感じずにストーリーを楽しむことができます
『the Spirit and the Mouse』
- 2022年 9月26日 リリース
- 2023年 10月25日 公式日本語対応
- 非常に好評 325件中 97%高評価
精霊とネズミのハートフルアドベンチャー
物語の舞台はフランスの美しい村「サンテクレア」
ある嵐の夜 小さなネズミの主人公「リラ」は、落雷がきっかけで雷の力を手に入れスピリットガーディアン「ルミオン」と出会ったことから始まります。
人助けの使命を帯びているという「ルミオン」は「リラ」に落雷が落ちたせいで避雷針に閉じ込められてしまったようで、「ルミオン」の代わりに「リラ」は村の人々を助けていく光と幸せを届ける物語が描かれます。
物語の舞台となる「サンテクレア」は古風な建物や石畳の道が敷かれた美しい村
プレイヤーは「リラ」視点で村を探索し、村人の困りごとを解決していくことになります。
ゲームでは電気の力を使ったパズルや、謎解き要素などが含まれるクエストがストーリーラインに沿って発生
クエストが進むごとに個性豊かな精霊たちと出会い、一緒に困っている村人を助けていきます。
また、嵐のせいで村中に散らばったイルミネーションの電球を集めることで便利なマップやスキル、自由に写真を撮ることができるフォトモード機能などがアンロックされ、美しいサンテクレアの村を存分に散策することもできます。
有志日本語対応
『Slay the Princess』
- 2023年 10月23日 リリース
- 2023年 10月31日 有志日本語対応
- 圧倒的に好評 4,800件中 97%高評価
世界を救うために姫を殺す選択式ノベルゲーム
「姫を殺さなければ世界が滅びる」
プレイヤーは謎の声に導かれ、姫を殺すという選択を迫られるところから物語は始まります。
森の奥深くにある小さな小屋、この小屋の地下に姫は鎖で繋がれ幽閉されており、死を免れようとあるゆる手段でプレイヤーを翻弄する彼女に屈せず、世界を救うため彼女を殺すことが目的
しかしこの決断は、ゲームの進行に大きな影響を与えることになり、プレイヤーは謎の声に従うか、姫を信じるかどちらを選ぶかはプレイヤー次第
そして、この選択によって物語とキャラクターが大きく変化し、異なるエンディングを迎えることになります。
ゲームでプレイヤーは何度も死を経験し同じ展開の物語を進めていくことになりますが、
ループするごとに風景や小屋、姫の姿などの状況が変化、さらに主人公と姫は前のループの出来事を覚えていますが謎の声の主は過去のループを忘れてしまいます。
この不可解な状況はいったいなんなのか。謎の声に従い姫を殺すことで世界は救われるのか
それとも姫を信じるべきなのか、死と選択のループの先にはいったい何が待ち構えているのか。
ストアページには「コズミックホラー要素でもタイムループでもなく、ただ「姫」を殺すだけのゲーム」と記載のある謎のノベルゲーム
また、ストアページでは公式の日本語実装についてのアンケートも実施されています。
#SlaythePrincess#日本語化https://t.co/VA70IVdP5T…
自己責任でどうぞ。
機械翻訳です。
公式での日本語化までの繋ぎ的扱いです。
公式で適切な翻訳をしてもらうためにも
Steamストアのページにあるリンク先から
日本語化してもらうための
簡単なアンケートに答えましょう https://t.co/5ail6IFwLx— Castle Orange (@CastleOrange1) October 30, 2023
まとめ
今回は2023年10月に公式日本語対応して日本語で遊べるようになった作品をピックアップしました。
気になる作品はあったでしょうか。
知らない間に日本語に対応していたとか、公式に日本語対応しているのにストアページでは日本語サポートなしになっていて、検索に引っかからなかったりするので参考にしてもらえればと思います。
また、他の記事で「PCOT」というPCゲームに特化したPCゲーム翻訳支援ツールの導入方法と使い方の解説しているのでチェックしてみてください。
わたし自身「やまチャンネルゲーム紹介実況」というYoutubeチャンネルで、Steamの新作ゲーム紹介やセール情報を発信しています。
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