今回はSteamで2023年5月に公式または非公式に日本語化対応して、日本語で遊べるようになった作品をピックアップしました。
知らない間に日本語に対応していたとか、公式に日本語対応しているのにストアページでは日本語サポートなしになっていて、検索に引っかからなかったりするので参考にしてもらえればと思います。
有志の日本語化に関しては製作者の方の善意により提供されています
日本語化ファイルやMODを利用するにあたっての留意事項がある場合は、それに従って利用するようにしてください。
また、翻訳精度、翻訳量や不具合などの責任は負いかねますので、導入はご自身の責任でお願いいたします。
動画でも紹介しているのでよかったら見てください。
この記事が少しでもあなたのお役にたてたなら幸いです。
もし、日本語未対応のゲームも何とかして遊びたいという方は、ゲームに特化した翻訳支援ツール「PCOT」を解説した記事もあるので参考にしていただけたら幸いです。
わたし自身「やまチャンネルゲーム紹介実況」というYoutubeチャンネルで、Steamの新作ゲーム紹介やセール情報を発信しています。
このブログではSteamを使って楽しいPCゲームライフを過ごしていただけるように、役立つ情報やゲーム情報を発信しています。
SteamでPCゲームやってみたいなと思うかたは「【Steamの始め方】これから始めるPCゲームの世界！導入から無料ゲームができるまで詳しく解説」を参考に始めてみてください。
公式日本語対応
『Smile For Me』
- 2019年 5月31日 リリース
- 2023年 4月25日 公式日本語対応
- 圧倒的に好評 1,530件中 98％高評価
独特なアートワークが印象的なポイント&クリックアドベンチャー
物語の舞台は「ハビット博士」が作り上げた人々が幸せになれる施設「ハビタット」
プレイヤーはこの建物に花を届けに来たはずが、いつの間にかこの施設で目を覚ますことになる「フラワーキッド」となって
施設で暮らしてる一風変わった住人の話を聞き彼らの悩みを解決したり、パズルを解いたりして、住人たちを幸せにしていく一人称視点のポイント&クリックアドベンチャー
ゲームは一人称視点を利用したユニークなシステムが特徴
住人との会話では画面を上下に振って頷いたり、左右に振って否定したりして話を進めていくシステム
また、ハビタットには奇妙な住人や変なパズルだけではなく、不穏な秘密も隠されています。
心理的ホラーにひねりを加えた風変わりなコメディーアドベンチャー
『9 Years of Shadows』
- 2023年 3月28日 リリース
- 2023年 5月2日 公式日本語対応
- 非常に好評 780件中 80％高評価
繊細な美麗ドットで描かれた2Dメトロイドヴァニア
物語の舞台は9年もの長きにわたって深い闇に支配され、すべての生命の色が奪われてきた世界
プレイヤーは若き女戦士「エウロパ」となって精霊のテディベア「アピノ」と共に、美しき色と希望を取り戻すため、闇の根源が存在するといわれる「タロス城」の深層を進んでいくことになります。
ゲームは横スクロールのメトロイドヴァニア・アクション
ゴールドクロスっぽい鎧を纏った「エウロパ」はハルバードを自在に操り、コンボや溜め攻撃など駆使してのスタイリッシュな戦闘アクションが展開
相棒の精霊テディベア「アピノ」は遠距離攻撃からから「エウロパ」を守ったり、タロス城の腐敗を浄化したりと活躍するようです。
また、本作には「エレメンタルアーマー」と呼ばれるシステムが存在しており、各種属性の力を使いこなし戦闘能力を高めることができるほか、エレメントを駆使し滝を泳いだり、地下トンネルをくぐったりとメトロイドヴァニアらしい探索要素も楽しめます。
『No Place Like Home』
- 2022年 3月18日 リリース
- 2023年 5月11日 公式日本語対応
- 非常に好評 3,010件中 81％高評価
ゴミを片付けて地球を再生するスローライフシミュレーション
物語はゴミで溢れかえった地球を捨て人類が火星へと移住する世界
主人公の少女「エレン・ニューランド」も火星住者のひとりだった。
しかし、火星へ行く前に地球に残ることを選んだ祖父が住む農場を訪れるが、祖父は行方不明になり、農場も荒れ果てていることに気づきます。
プレイヤーは「エレン」となって祖父の行方を探すと共に農場を立て直し、美しい地球を取り戻し行く物語が描かれます。
ゲームはゴミが至る所に散乱しているフィールドでゴミを片付けることから始まります。
背中に担いだ万能掃除機でゴミを吸い取り農場を掃除し、集めたゴミをリサイクルすることで素材として利用することが可能
ゴミ山を片付けていく中でロボットのような敵と遭遇することもあり、そんな時も背中に担いだ万能掃除機が武器となり大活躍
そうして集めたゴミ資源の中から農場を作るために必要な植物の種などを見つけ、さまざまなアイテムをクラフトしながら農場を再建していくことになります。
また、この世界では火星に移住せず地球に残った人々や、人類がいなくなった地球でのびのびと暮らすしゃべる動物が生息しており
彼らと仲良くなることで力を貸してくれたり、パーティを開くこともできたりと、農場でスローライフを満喫しながらも祖父の行方を追う物語や敵とのバトルなども楽しめる作品
『Gone Rogue』
- 2023年 3月2日 リリース
- 2023年 5月15日 公式日本語対応
- 非常に好評 114件中 91％高評価
窃盗をテーマにしたステルスストラテジー
舞台は架空の1930年代ヨーロッパ
世界大戦は終結に至らず数十年にわたって戦争が続いている世界
プレイヤーはスラムからやってきた盗人となって、個性豊かな仲間たちと協力して裕福な富裕層から資産を奪い、助けを必要としている人々の力になる義賊的な窃盗を繰り返していくうちに政府の陰謀に巻き込まれていくことになります。
ゲームは斜め見降ろし視点で展開するステルスシミュレーション
盗みを成功させるには事前準備が重要
現場の下見や情報提供者からさまざまなヒントを得て、最適な道具を探し出し、夜になったら計画を実行に移していく
綿密な計画を練り、常に冷静に行動することが求められ、些細なミスが命取りになる緊張感のあるゲームプレイが楽しめます。
物語も風刺とブラックユーモアを交えながら進行し、通りを歩きながら他人の話を盗み聞きしたり秘密の隠し場所を見つけていくことで、この凶悪なディストピア社会の秘密の全体像が徐々に明らかになっていきます。
『Pentiment』
- 2022年 11月15日 リリース
- 2023年 5月26日 公式日本語対応
- 圧倒的に好評 3,130件中 95％高評価
16世紀のドイツを舞台にしたミステリーアドベンチャー
物語の舞台は神聖ローマ帝国時代の16世紀
ドイツ バイエルン北部にある架空の町「タッシング」
プレイヤーは職業画家である主人公「アンドレアス・マーラー」となって、装飾写本や木版画を完成させる過程で「キエルザウ修道院」で25 年以上に渡り起き続ける、連続殺人事件に巻き込まれていく物語が描かれます。
ゲームは気になるところをクリックして、会話や探索を行っていくポイント&クリックのアドベンチャー
舞台となるタッシングにはさまざまな職業や年代の人たちが暮らしており、アンドレアスは彼らと交流しながらも、手がかりとなる情報を聞き出し事件の真相に迫っていくことになります。
また、作中では会話での選択肢のほかにアンドレアスの学歴や生活スタイルを選択する場面が用意されており、その選択によってはプレイヤーが行える行動や殺人事件の捜査方法までもが変化し、さらには、後のストーリーの展開に影響を与えていくことになります。
時代背景からくる濃密な人間模様と奥深いストーリー
セリフ量も多く、歴史や芸術、文学に関する専門用語も登場するので、日本語対応はかなりありがたいですね。
『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』
- 2023年 3月31日 リリース
- 2023年 5月26日 公式日本語対応
- やや好評 3,000件中 72％高評価
本格的な軍艦を設計できる海戦シミュレーション
本作は1890年から1940年にかけて実際の歴史に登場した戦艦をカスタマイズして建造、改装をする軍艦ビルディング要素と、指揮官として艦隊を編成し敵国との激しい海戦を戦ってくシミュレーション要素の両方を楽しめる作品です。
戦艦の建造では 小さな魚雷艇から強力な軍用戦艦を設計し運用できるのが特徴
船体はもちろん主砲や副砲、装甲、エンジンなど細かく設計することができ、戦艦の重量配分によって速度と操縦性だけでなく兵器の有効性も変化し、戦闘能力に大きな影響を与えることとなり設計しがいのあるロマン溢れるゲームシステム
また、設計に使用可能なパーツなどは技術研究によってアンロックされ、船体の強度や装甲の改善、兵装の進化など船をカスタマイズする上で重要な要素となり、プレイヤーは戦略に合わせて技術開発を進め最適な戦艦を構築することが求められます。
そして、本作のもう一つの特徴は作り上げた船で挑む海戦バトル
プレイヤーは艦隊司令となって指揮を取り戦術的な決断を下し、敵の殲滅を目指します。
正確な砲撃の計算や環境要素の考慮、敵の動きの予測など、海軍戦術の知識やスキルを活かすことが重要となり、本格的な海戦戦術シミュレーションを楽しむことができます。
『The Dungeon Beneath』
- 2020年 10月23日 リリース
- 2023年 5月28日 公式日本語対応
- 非常に好評 470件中 87％高評価
戦術的なローグライクターン制オートバトラー
プレイヤーは能力の異なるヒーローキャラ選択し、個性豊かな職業のユニットをパーティーに加え、各階層に潜む敵やイベントをこなしながら、ランダム生成されたダンジョンの奥深くを目指してくことになります。
戦闘はオートバトルで展開
プレイヤーがすることはそれぞれにユニークな能力を持つユニットキャラターを配置を決めること
戦闘前に敵との相性を考えどこにどのキャラを配置すれば、戦闘を有利に進めれるのかかといった戦術性が本作の特徴
キャラクターを配置できるマス目は少なく非常にシンプルなシステムとなっており、レーンと呼ばれる横3列と前衛と後衛の2列の計6マスにユニットキャラを配置することが可能
主人公であるヒーロキャラは前衛後衛はなく上下と中央の3マスだけとなります。
戦闘の最中でもターンの初めにユニットの配置を変更することも可能で、HPが少なくなって後衛に移りたい時や、肉壁となってヒーローキャラを守るさいに役立ちますが、移動したキャラは疲労してそのターン行動不可となるので注意が必要
また、ヒーローキャラクターが倒されればゲームオーバーですが、ユニットキャラクターは倒されても、戦闘終了後には復活するので、そういったところを加味しながら戦術的な立ち回りを考えることも重要
ダンジョンを進む中で戦闘以外にショップやランダムイベントが発生
ショップでは戦闘で獲得した資金を使って様々な能力を持つ強力なユニットキャラクターを仲間にすることができます。
既存のパーティーメンバーと入れ替えながら最強のパーティービルドを構築し、ダンジョン最深部を目指していくターン制ローグライクオートバトラー
『Chicory: A Colorful Tale』
- 2021年 6月11日 リリース
- 2023年 5月30日 公式日本語対応
- 圧倒的に好評 1,960件中 97％高評価
白黒世界に彩りを与える塗り絵アドベンチャー
そのひと塗りが、この白黒世界を最高に美しく彩る「魔法の絵筆」
その使い手として知られる天才画家「チコリー」
本作の主人公はゲームタイトルある天才画家「チコリー」ではなく、「チコリー」に憧れ、彼女の塔で雑用として働く犬の「ピザ」
プレイヤーは「ピザ」となって「魔法の絵筆」を残して突如、消えてしまった「チコリー」を探すとともに、所有者を失ったことで白黒になってしまった世界に 再び色を色を取り戻してくことになります。
ゲームは見降ろし視点で展開するアドベンチャー
プレイヤーは絵筆を使って絵を描き世界を自由に塗りつぶせるのが本作の特徴
魔法の筆は謎解きやギミック操作にも役立ち、草むらを筆でくすぐると隠れていた動物が飛び出してきたり、木々の中に色を塗ると花が咲いたり成長したりする物もあり、筆を使って自由に絵を描くことで新たな道が切り開かれていきます。
また、プレイヤーは「ピザ」の冒険を通じて様々なキャラクターと出会いや、平和な世界の裏でうごめく「闇」との戦いを乗り越えていくことでアイテムを入手したり、絵筆との絆が深まり新たな能力が解放されていきます。
創造力を刺激する感動的なメインストーリーだけでなく、さらには、サブクエストや収集要素なども用意され遊び応えがある作品
有志日本語対応
ここからは有志の日本語化作品の紹介です。
冒頭でもお話しましたが利用する際は注意事項に従い、導入はご自身の責任でお願いいたします。
『Wartales』
- 2023年 4月12日 リリース
- 2023年 5月2日 有志日本語化対応
- 非常に好評 15,600件中 91％高評価
中世をモチーフにした注目のオープンワールドRPG
「Wartales」に待望の日本語化MODが登場！このゲームの日本語化を待ち望んでいたSteamユーザーはかなり多いのではないでしょうか。
本作は未曾有の疫病による「エドラン帝国」崩壊から100年が過ぎた世界を舞台に、傭兵の一団を率いて、富や名声を求め、広大な土地を旅するオープンワールドRPG
秩序が保たれず、盗賊や窃盗が横行する過酷な世界で、プレイヤーは傭兵団のリーダーとして仲間を募り、まだ見ぬ未開の地を切り開いていく物語が描かれます。
ゲームは広大なオープンワールドを自由に旅して点在する廃棄された鉱山や、キャンプを探索し世界の歴史を紐解いたり
街で仕事を請け負い悪人を捕まえて懸賞金を手に入れたりと、富と名声を手に入れるため様々な手段を駆使して過酷な世界を生き抜いていくことになります。
戦闘はマス目移動のターン制システム
弓使いの射線上や範囲攻撃などは仲間にも被害がでたりするので、やりがいのある戦闘が楽しめます。
また、戦闘や探索といった要素だけでなく本作では傭兵団を運営していく要素が特徴
冒険で集めた素材でクラフトを行い傭兵団の武器や装備のアップグレードのほか、一日の終わりにはキャンプファイヤーを囲み全員に食事を食べさせ、士気を高めたり、週末には給料を配らなければなりません。
満足のいく配給がなければ士気の低下や、部隊からの離脱を招いてしまうので、最強の傭兵団を築いくにはリソース管理も重要
傭兵には剣士や弓使いといった6種類の戦闘職と、料理人や鍛冶屋などの生産系の専門職を選択でき、レベルのほかスキルや得意武器が異なり、仲間にするキャラクターにしだいでパーティ性能は大きく変化していきます
荒くれ者を率いて戦い最強の傭兵集団を築き上げるオープンワールドRPG
『FAITH: The Unholy Trinity』
- 2022年 10月22日 リリース
- 2023年 5月5日 有志日本語化対応
- 圧倒的に好評 2,870件中 96％高評価
悪魔祓いをテーマにしたレトロ風ピクセルホラー
「FAITH」シリーズ全3章が収録された同梱作品
そんな本作の舞台は1980年代のアメリカ東部コネチカット州
森奥深くにあるマーティン家を訪れた2人の神父主人公の「ジョン・ウォード」と「アレッド」は、「エイミー・マーティン」という少女の悪魔祓いを行おうとしたが、悪魔祓いはうまくいかず、大混乱に陥ってしまう。
1年後、ジョンは彼女の魂を救うため再びマーティン家に向かうことになるといった物語
ゲームは通して悪魔崇拝や魔術、カルトといった類が題材になっており、プレイヤーは十字架を掲げ悪魔を退けながらもメモや手紙を見つけ物語の謎に迫っていきます。
シリーズをとおして複数のエンディングが用意されているのも本作の特徴
ピクセルグラフィックでドットも荒く色味も少ないのに不気味で恐ろしい作品
まとめ
今回は2023年5月に公式日本語対応して日本語で遊べるようになった作品をピックアップしました。
気になる作品はあったでしょうか。
知らない間に日本語に対応していたとか、公式に日本語対応しているのにストアページでは日本語サポートなしになっていて、検索に引っかからなかったりするので参考にしてもらえればと思います。
また、他の記事で「PCOT」というPCゲームに特化したPCゲーム翻訳支援ツールの導入方法と使い方の解説しているのでチェックしてみてください。
わたし自身「やまチャンネルゲーム紹介実況」というYoutubeチャンネルで、Steamの新作ゲーム紹介やセール情報を発信しています。
このブログではSteamを使って楽しいPCゲームライフを過ごしていただけるように、役立つ情報やゲーム情報を発信しています。
SteamでPCゲームやってみたいなと思うかたは「【Steamの始め方】これから始めるPCゲームの世界！導入から無料ゲームができるまで詳しく解説」を参考に始めてみてください。
