今回はSteamで2023年10月に公式または非公式に日本語化対応して、日本語で遊べるようになった作品をピックアップしました。
知らない間に日本語に対応していたとか、公式に日本語対応しているのにストアページでは日本語サポートなしになっていて、検索に引っかからなかったりするので参考にしてもらえればと思います。
有志の日本語化に関しては製作者の方の善意により提供されています
日本語化ファイルやMODを利用するにあたっての留意事項がある場合は、それに従って利用するようにしてください。
また、翻訳精度、翻訳量や不具合などの責任は負いかねますので、導入はご自身の責任でお願いいたします。
この記事が少しでもあなたのお役にたてたなら幸いです。
もし、日本語未対応のゲームも何とかして遊びたいという方は、ゲームに特化した翻訳支援ツール「PCOT」を解説した記事もあるので参考にしていただけたら幸いです。
わたし自身「やまチャンネルゲーム紹介実況」というYoutubeチャンネルで、Steamの新作ゲーム紹介やセール情報を発信しています。
このブログではSteamを使って楽しいPCゲームライフを過ごしていただけるように、役立つ情報やゲーム情報を発信しています。
SteamでPCゲームやってみたいなと思うかたは「【Steamの始め方】これから始めるPCゲームの世界!導入から無料ゲームができるまで詳しく解説」を参考に始めてみてください。
公式日本語対応
『Learning Factory』
- 2021年 2月18日 リリース
- 2023年 11月1日 公式日本語対応
- 非常に好評 250件中 82%高評価
ネコ様たちを幸せにする工場自動化シミュレーション
本作はネコ語翻訳システムを作るため機械学習の知識を身に付けていく高評価パズルシミュレーション「while True: learn()」を手掛けた「Luden.io」の作品です。
本作の舞台は人間とネコ様が支配している火星
しかし人間たちは愛すべき隣人、ネコ様達が何を望んでいるのか理解できていません。
そこで天才科学者であるプレイヤーは火星にある放棄された工場のチーフエンジニアとなって、機械学習と工場の自動化を駆使してネコ様の欲求を理解するという、究極のタスクに挑戦することになります。
ゲームの目的はトランスポーターからショップにやってくるネコ様達が欲しいものを売ること
ベルトコンベアに乗ったネコ様達が絶え間なくお店に押し寄せてくるので、フィールドで素材を集めて地道に販売
ある程度の利益が出たら研究を行い工場の自動化を構築していくことで、販売できる品数が増え、さらにはお店にやって来るネコ様の種類も増えていきます。
また、本作の大きな特徴となっているのがタイトルにもなっている「ラーニング」機械学習
技術研究でアンロックされる機械学習用の施設を設けることで、ストアでの販売データを蓄積・分析して商品の価格を最適化、そして工場の効率をさらに向上させることを目指していきます。
ネコ様のために工場を拡大しネコ様が本当に欲しいものを販売、そして工場を最適化しながらもネコ様の本質を理解していく工場自動化シミュレーション
『Sclash』
- 2023年 8月5日 リリース
- 2023年 11月8日 公式日本語対応
- 非常に好評 150件中 87%高評価
墨絵風手描きアートが特徴の剣戟格闘アクション
本作の特徴は一撃で勝負が決まる1対1の真剣勝負
コンボなどは存在せず、一瞬の判断が勝敗を左右する緊張感あふれる武士の決闘を楽しむことができます。
操作は非常にシンプルなものとなっており、スタミナゲージに気を配りながら斬撃、構え、ダッシュの3つを駆使して、相手との間合いやタイミングを見計らいながら5本先取制の試合に挑むことになります。
戦闘は奥深い要素が組み込まれており攻撃が同時に入力された場合の「ブレイク」や、ジャストガード成功時には「ノックバック」するなど、一撃必殺ながらも戦略的かつ奥深い戦闘を手軽に楽しむことができます。
ゲームモードは主人公の物語を追体験するストーリーモードに加えて、ローカル対戦やオンラインマルチプレイが用意されており
最新のアップデートでは5人のキャラクターが登場し、16のステージと50種以上のカスタマイズアイテムが登場
日本文化にインスパイアされた一撃必殺の2Dサムライ格闘アクション
『夜光 A Light in the Dark』
- 2018年 6月16日 リリース
- 2023年 11月15日 公式日本語対応
- 非常に好評 1,440件中 93%高評価
誘拐犯の少女と共同生活を送るノベルアドベンチャー
主人公は身代金目的で誘拐された「チアン・ハオ・チン」
目が覚めると薄暗い見知らぬ部屋の一室に拘束されており、そして誘拐犯である謎の少女
裕福な家庭で生まれ育ちこれまでなに不自由のない生活を送ってきた主人公と、貧困の中で生きるために誘拐犯になった少女
社会的立場や環境が正反対の2人の共同生活が描かれます。
ゲームは文章を読み進め、時折出てくる選択肢によって結末が変化するマルチエンディングのノベルアドベンチャー
本作ノベルゲームには珍しくスタミナゲージがあるシステム
プレイヤーはスタミナゲージに気を配りながら彼女と会話したり、部屋の中を調べ監禁生活と過ごしていくことになります。
誘拐された主人公、そして誘拐した彼女、会話を通してそれぞれの葛藤や思いを理解していく中での結末はどうなるのか
『Teardown』
- 2022年 4月21日 リリース
- 2023年 11月15日 公式日本語対応
- 圧倒的に好評 75,800件中 96%高評価
全てが破壊可能な強盗アクションゲーム
ボクセルベースで描かれたフィールドを舞台に、プレイヤーは強盗となって各マップに配置された複数のターゲットを、制限時間内にすべて盗むことが目的の破壊と強盗を楽しめるサンドボックス型のアクションゲームです。
物理演算に基づいたゲームシステムは、ほぼ全ての地形・オブジェクトが破壊可能
キャンペーンモードでは借金まみれで会社が圧迫され、怪しい人物からの怪しい仕事を引き受けるようになった主人公が、金の為にあの手この手で破壊の限りを尽くし強盗に手を染めていく物語が描かれます。
舞台となるフィールドにあるオブジェクトは、すべて破壊することが可能
車を突撃させて壁を吹き飛ばすしたり、爆弾を仕掛けて建物ごとブッ壊したりと自由な方法っで破壊を楽しむことができます。
ゲームの目的となる盗むべきアイテムはマップ内に複数配置されており、すべて獲得して脱出ポイントにたどり着けばステージクリア
ただし、アイテムを奪った時点で警報が鳴り60秒後には警備員がやってくるので、事前に逃走経路を確保することが重要
緻密な計画、ぬかりない遂行力そして大胆な犯行を楽しめる作品
『Witch It』
- 2020年 10月23日 リリース
- 2023年 11月15日 公式日本語対応
- 非常に好評 12,800件中 89%高評価
魔女とハンターの非対称対戦アクション
本作はユーモアたっぷりの魔法の世界で、魔女とハンターがかくれんぼ鬼ごっこをする最大16人で遊べる非対称マルチの対戦アクション
ゲームのルールはシンプルで魔女は制限時間内に1人で逃げ切れれば勝利、反対にハンターは制限時間内に全ての魔女を捕まえれば勝利
本作の特徴は従来の鬼ごっこ系ゲームに隠れんぼ要素を加えている点
魔女はステージ内にある食べ物や家具など様々な環境オブジェクトに化けることができ、さらには化けた状態で移動することも可能
ハンターに見つかっても、うまく化けてドキドキしながやり過ごす状況とか楽しそうですね。
また、スキル能力も存在しており、自分から見える範囲の好きな場所にランダムなオブジェクトを召喚してハンターを騙すデコイや、追い詰めら時には飛行スキルで空を飛んで逃げたり様々なスキルを使ってハンターから逃げ切ります。
反対にハンターは魔女の居場所を検知できる鶏や、魔女との距離を一気に縮めることができるフックショットなどを活用して魔女を追い詰めていきます。
ゲームモードは3つでオーソドックスな「かくれんぼモード」捕まった魔女がHunterチームに移動してゆくモード「宗旨変え/宗旨替え(しゅうしがえ)モード」
そしてどちらのチームもスキルを使えず、ハンターは接近戦用武器しか使えないという縛りがある「鬼婆ハント」を楽しむことができます。
鬼ごっこにかくれんぼ要素を加えた新感覚対戦アクション
『Desynced』
- 2023年 8月15日 リリース
- 2023年 11月16日 公式日本語対応
- 非常に好評 890件中 85%高評価
SF自動化サバイバル拠点建築ストラテジー
本作は自動化、サバイバル、拠点建築といったゲームで人気な要素を融合させたハイブリットなストラテジーゲーム
未知の惑星を開拓することになったプレイヤーは人工知能が搭載された「ELAINE」エレインに導かれ、惑星の探索や施設の建設、ユニットの生産、自動化や新技術の研究を行い、時には獰猛なエイリアンと戦いながら拠点を作り上げていくことになります。
生き残るためには資源確保と生産が重要
物流ネットワークに接続されたドローンはかくカスタマイズが可能で、与えられたタスクに従い資源を採取し、資材を運び、生産物流を支えてくれ
また、こうした工業用ユニットにタレットやシールドなどを搭載することもでき、襲撃にやってくるエイリアンから拠点を防衛する役割も担ってくれます。
ゲームとしては「Factorio」や「Satisfactory」に近い印象ですが、探検と技術的な研究に重点おきプレイヤーの戦略に合わせてユニットの行動をカスタマイズできる点では、かなり柔軟性のある作品になっているようです。
『アミガサタケ: ザ・ハント』
- 2019年 10月15日 リリース
- 2023年 11月21日 公式日本語対応
- 非常に好評 159件中 86%高評価
キノコハンターとなって自然の中を散策するアドベンチャー
本作はキノコ狩りと野生生物の写真撮影をテーマにのんびり遊べるゲームです。
舞台は米国南東部地域から始まり、旅の途中で新しい地域がアンロックされアメリカ全土の7つの地域を散策していくことになります。
ゲームの主な目的は、キノコを採集すること
森には食用キノコのほか毒キノコが存在しており、これらを採取することでポイントが獲得できキノコハンターレベルが上がっていきます。
ですが、毒キノコを拾うとポイントと体力が減ってしまうので、様々なキノコを採取して見分けかたを覚えていく必要もあります。
ゲームはキノコ狩りだけでなくカメラを使って出会った野生動物の写真を撮影することでもポイントを獲得でき写真家レベルが上昇
これらのポイントを使って虫除けスプレーやレインコートなど、役立つアイテムを購入すれば、さらなるさらなる散策を楽しむことができます。
また、森には実在の野生動物だけでなく伝説上の生きものも登場、運が良ければ写真に収められるかもしれません。
のんびりキノコ狩りをしながら森を散策し、野生動物たちを写真に収め平和なひとときを楽しむアドベンチャー
『BEAST』
- 2023年 10月25日 リリース
- 2023年 11月24日 公式日本語対応
- 非常に好評 56件中 85%高評価
疫病と略奪に荒廃する祖国を救うストラテジー
物語の舞台は16世紀後半
現在のスロヴァキア、ウクライナ、ポーランドの国境にまたがる中世のカルパティア地方
疫病と異端が蔓延する中世の暗黒時代
10年にもおよぶオスマン帝国での奴隷身分の生活から抜け出し、祖国に帰還した軍人「アントン・サバドス」
そしてカルパティアのルリウス王の養子である「ニコライ王子」
互いに敵対する2人の運命が絡み合いふたつの側面から物語が描かれ、彼らはそれぞれの立場からカルパティアの未来を決定づけていくことになります。
ゲームはマス目のないタイプのターン制シミュレーションとなっており、アクションポイントに合わせてキャラクターを移動させたり敵に攻撃させたりするゲームシステム
本作の大きな特徴となるのが主人公の中に宿る「ビースト」という存在
内に秘めた悪魔や過去の呪われた記憶と戦うこととなり、プレイヤーの選択によって闇へと堕ちるのか正気を保つのかが決まります。
闇に落ちビーストのみ込まれてしまうと短期的に能力が強化され、アクションポイント、移動力が増加し複数の敵を圧倒することが可能
しかし、その道徳的選択は戦闘だけでなく物語にも大きな影響を与えることとなり、荒廃した故郷の救世主となるか、狂気のビーストとして新たな新たな秩序を築いていくのかはプレイヤー次第
独自のゲームシステムと奥深い物語が描かれるストラテジー
『Roots of Pacha』
- 2023年 4月26日 リリース
- 2023年 11月24日 公式日本語対応
- 非常に好評 2,010件中 92%高評価
石器時代を舞台にしたスローライフサンドボックス
プレイヤーは災いを避けるため、パチャの大木のふもとに村を築いた部族の一人となって
自然を切り拓き野菜やハーブを見つけ栽培し、一族の進化を促し、文化や人間関係を発展させ母なる自然であるパチャの謎に迫っていきます。
ゲームは未開の地を探索し様々な発見の旅を通して、食料の加工と保存方法、金属加工、工芸品の作成技術や新しい建物の建築技術などを見つけ、村を発展させ一族を存続を目指します。
固い絆で結ばれた部族コミュニティーではお祭りや儀式などが行われ、村の人々との関係性を深めることで恋愛や結婚をすることもできます。
本作は最大4人でのマルチプレイに対応しており、マルチプレイ用のイベントシーンなども用意されているとのこと
今回のアップデートでは日本語に対応したほか、新たな動物や装飾品など様々な新要素が追加されています。
『Time Walker: Dark World』
- 2023年 11月30日 リリース
- 2023年 11月30日 公式日本語対応
- 非常に好評 492件中 84%高評価
果てしない戦いを繰り広げるローグライクオートバトラー
プレイヤーは4人の精鋭「タイムウォーカー」を率いて、ピクセルアートで描かれた暗黒の世界で戦闘を繰り広げ、様々なスキルを収集してキャラクターやパーティーを強化してダンジョン攻略を目指すこととなります。
ゲームは戦闘やショップ、イベントなど、ランダムに出現するステージをクリアして、最終ステージに待ちうけるボス攻略を目指します。
オートバトラーなのでキャラクターは自動で戦闘を繰り広げ、プレイヤーが操作するのはキャラクターの配置と、戦闘ごとに獲得できるスキルや職業選びのみ
この、スキル選びと職業選びが重要なようで、ランダムで獲得できるスキルと職業の相互作用をうまく組み合わせることでパーティー性能は大きく変化します。
物理攻撃、魔法攻撃、味方のバフ、敵の攻撃誘導など、多彩な性能を持ったスキルは80以上用意され、クラスとスキルの組み合わせは無限大
さらにはゲームを繰り返すことで恒久的なスキルや、新たな職業をアンロックすることができるので、やればやるほど強くなるリプレイ性も本作の特徴
今回の正式リリースに伴い日本語に対応したほか、新たな英雄やスキルなど多数のコンテンツが追加されています。
有志日本語対応
はい、ここからは有志の日本語化作品の紹介です。
冒頭でもお話しましたが、利用する際は注意事項に従い、導入はご自身の責任でお願いいたします。
『BPM: BULLETS PER MINUTE』
- 2020年 9月16日 リリース
- 2023年 11月2日 有志日本語対応
- 非常に好評 8,670件中 92%高評価
ビートを刻みモンスターを蹴散らすリズムアクションFPS
本作はリズムアクションとローグライクを組み合わせた一人称視点シューター
プレイするたびにランダム生成されるダンジョンを舞台に、プレイヤーは神に選ばれた戦士ヴァルキリーとなって、アスガルドの侵略を目論む冥界の軍勢に挑む物語が描かれます。
本作の特徴であるリズムアクションはプレイヤーのアクションに直結しており、リズムに合わせて銃を撃ったりリロードしたり、あるいはジャンプしたり回避したり、BGMと一体になりながら戦闘を繰り広げていきます。
ゲーム的には「Metal:Hellsinger」のようなイメージですが、本作はローグライクとなりダンジョンは毎回自動生成、ボスの登場順や武器・アイテムの配置、モンスターの位置などが常に変化
アンロックすることで使用できる10人のヴァルキリーは「射程距離」「移動速度」「攻撃力」など6種類の基礎ステータスやそれぞれ異なる特長をもっており、キャラクターごとに違ったプレイスタイルを楽しめます。
さらに、道中で発見できる武器やアイテムを装備することで、キャラクターはバフ効果を得ることもでき、運が良ければ強力な武器が手に入ることもあります。
射撃・リロード・アクションでビートを刻みモンスターを蹴散らし、バリエーション豊かなプレイ要素によって短時間でも飽きずに何度も楽しめる新感覚リズムアクション
まとめ
今回は2023年11月に公式・有志日本語対応して日本語で遊べるようになった作品をピックアップしました。
気になる作品はあったでしょうか。
知らない間に日本語に対応していたとか、公式に日本語対応しているのにストアページでは日本語サポートなしになっていて、検索に引っかからなかったりするので参考にしてもらえればと思います。
また、他の記事で「PCOT」というPCゲームに特化したPCゲーム翻訳支援ツールの導入方法と使い方の解説しているのでチェックしてみてください。
わたし自身「やまチャンネルゲーム紹介実況」というYoutubeチャンネルで、Steamの新作ゲーム紹介やセール情報を発信しています。
このブログではSteamを使って楽しいPCゲームライフを過ごしていただけるように、役立つ情報やゲーム情報を発信しています。
SteamでPCゲームやってみたいなと思うかたは「【Steamの始め方】これから始めるPCゲームの世界!導入から無料ゲームができるまで詳しく解説」を参考に始めてみてください