今回はVR初心者の方がゲームを目的としたVRゴーグル選びにについてお話しです。
結論ゲームに最適なVRゴーグルは1つです。
それでは順を追って解説していきます。
VRゴーグルと一口にいっても機能や価格帯は様々で、目的に適した物を選ぶ必要があります。
- ゲームに最適なVRゴーグルはどれか知りたい
- PCやゲーム機がないけどVRを楽しみたい
- 出来るだけコストをかけずにVRを楽しみたい
こういった疑問を解説していきます。
ゲームに最適なVRゴーグルの種類
VRゴーグルの種類は3種類あり、据え置き型、スタンドアローン型、モバイル型で、この3種類の中でスタンドアローン型がゲームに最適です。
スタンドアローン型がゲームを楽しむのに最適な理由
- コードレス
- 導入コストが安い
- 独立機動型
上記の3点です。
コードレスによりアクション動作も可能
ゲームを楽しむことを目的としているなら、スタンドアローン型が最適です。
アクションゲームやリズム系の体を十分に動かすようなゲームには、コードが邪魔になってしましますからね。
ゲーム世界に入って疑似体験する事がVRなのですから、その機能を最大限に活かせるのはスタンドアローン型になります。
DoF(自由度)について
VRヘッドセットにはDoF(自由度)と呼ばれるものが、3DoF、6DoFの2種類があります。
3DoFの用途は360度動画などのコンテンツ視聴になり、ゲーム向きではありません。
ゲームを楽しむには6DoFをおすすめします。
導入コストが安い
据え置き型と比べて導入コストが安いという事が特徴の一つですね。
ゲーム自体は据え置き型でもスタンドアローン型でも可能ですが、据え置き型の場合は高性能PCやゲーム機本体が必要となりPC費用+VRゴーグル費用が発生します。
スタンドアローン型はVRゴーグル一つでゲームや動画鑑賞も可能です。
独立機動によりPCやゲーム機が不要
上記の費用のお話とカブりますが、据え置き型はVRゴーグル本体も高価になり、さらにハイエンドGPUを搭載したPCと費用が高額になります。ゲームを主目的としたVRゴーグル選びならスタンドアローン型をおすすめします。
据え置き型でもゲームできるんじゃないかと思われる方もいると思いますが・・・
ゲーム目的とした据え置き型はオススメはしません。
- 導入費用が高い
- 故障リスクが高い
据え置き型はゴーグル本体の価格も高額になり、高性能PCやゲーム機本体も必要になります。そして、アクション要素の多いゲームに使用すると経年劣化の早まりや故障リスクが高くなります。
もし、ゲーム用途で据え置き型を使用するなら動作の少ないゲームをおすすめします。
PCやゲーム機がないけど問題ない理由
従来のVRはパソコンやスマホなど外部デバイスに接続し利用するというものでしたが、そのデメリットを打ち破ったのがスタンドアローン型です。
ゴーグルのみで本格的なVRを楽しむための十分な機能が備わっていること、そしてVRの主流となると言われています。
- 安価(2万円〜6万円程度)
- 高性能PCやゲーム機を別途用意・接続する必要がない
- わずらわしいケーブルが一切存在しない
- 据え置き型に匹敵する高画質な映像を実現
- 専用コントローラーでの操作性
- ゲームにも利用に最適
ゴーグル自体がゲーム機でありPC本体なのです。
ゲームに最適なVRゴーグルは1つです
数多くのスタンドアローン型のVRゴーグルが世の中にはありますが、ゲームを楽しむのに最適なスタンドアローン型VRゴーグルは1つです。
画質、機能、コストのすべてを兼ね備えたVRゴーグル『Oculus Quest 2』
さらに『Oculus Quest 2』はPCと接続してPCのVRゲームをプレイできる「Oculus Link」という機能が搭載されています。
「Oculus Link」
「Oculus Link」という機能を使うことで据え置き型と同じようにPCに接続してPCのVRゲームを遊ぶことができる機能です。
これにより、据え置き型を買うかスタンドアローン型を買うか迷うことがなくなり、2つの性能を兼ね備えた『Oculus Quest 2』一択となるのです。
スタンドアローン型で人気の商品との比較
Oculus Quest2 | Vive Focus Plus | Lenovo mirage solo | |
発売日 | 2020年10月13日 | 2019年6月28日 | 2018年5月11日 |
価格 | 64GB版:33,800円 256GB版:44,800円 |
89,750円 | 51,200円 |
重量 | 503g | 681g | 645g |
サイズ | 191.5×102×295mm | 200×270×130mm | 204x269x179mm |
解像度 | 1832×1920 | 1440 x 1600 | 1280 x 1440 |
リフレッシュレート |
90Hz | 75Hz | 75Hz |
プロセッサ | Snapdragon XR2 | Snapdragon 835 | Snapdragon 835 |
ストレージ | 64GB 256GB |
32GB | 64GB |
メモリ | 6GB | 4GB | 4GB |
バッテリー 駆動時間 |
ゲーム2時間 動画視聴3時間 |
最大駆動時間3時間 | 最大駆動時間3時間 |
発売当時に人気だった機種です。
すべての項目において『Oculus Quest2』が秀でていますね。
Oculus Quest 2
スタンドアローン型総合度No1
VR市場に意欲的なFacebook社が開発した新VRゴーグル
Oculus Quest 2(オキュラスクエスト2)
スタンドアロンVRゴーグルの中でも性能が高く、据え置き型VRに匹敵する。
対応アプリも豊富で、VRゲームから動画まで多くのVRコンテンツを楽しむことができます。
Vive Focus Plus
本格的な企業向け(企業研修や医療実習)のVRゴーグルとして設計されたVRゴーグル
液晶には有機ELを使用しているので美しい映像を大画面で楽しみたい方やVRゲームを長時間楽しみたい方にはお勧めです。
Lenovo mirage solo
世界初のスタンドアローン型のVR
2つのカメラセンサーを使ったGoogleのトラッキング技術「WorldSense」を搭載
さらに、グーグルが提供するVRプラットフォームの「Daydream」でも、他のVRゴーグルとは異なる豊富なコンテンツを利用できたが、GoogleはDaydream用のVRゴーグルの生産を終了を発表しています。
今後Daydreamのコンテンツ配信も終了していく可能性もあるかもしれません。
まとめ
以上、ゲームにおすすめなVRゴーグルについてお話ししました。
『Oculus Quest2』と言っていいでしょう。
ゲームに最適なVRゴーグルは- 高画質で圧倒的な没入感が体験できる
- コードレスなのでどこまでも自由に動ける
- PCやゲーム機が不要でVRゴーグル単体で楽しめる
- 低価格なのでVRをこれから始めるのに最適
『Oculus Quest2』が低価格で据え置き型に匹敵する性能を実現したことで、これからはスタンドアロー型が主流になる事間違いなしですね。
以上です!良いVRゲームライフを!
おわり。